獣医師向け
手術前の検査
- 手術前の検査は手術を受けることができるか、手術のリスクがどの程度あるのかを明らかにするために大変重要な検査となっています。
心臓手術前の検査
- 身体検査
TPR、体重、血圧測定を行う - 血液検査
血液検査は手術の1か月間にスクリーニング検査を実施するようにしております。CBC、生化学18項目、電解質、CRP、凝固(PT,APTT,FiB)および血液型。手術の2〜4週前に紹介病院にてクロスマッチを実施します。 - 心電図
心房細動など - レントゲン(胸・腹)
VHSおよび肺の状態をお知らせください。 - 心エコー図検査
僧帽弁閉鎖不全症の場合、LA/Ao, LVIDD,(LVIDDN), 左室流入波形(E/A)、MR,TR,AR,PRの状態 - 腹部エコー検査
肝臓、胆のう、脾臓、腎臓、副腎、膵臓、消化管、膀胱、生殖器関連すべての検査。肝臓や脾臓に腫瘤などがある場合は積極的に手術を実施しておりません。
- 必要に応じで追加検査を実施します。飼い主様が遠方の方の場合はかかりつけ病院での検査を推奨しておりますのでご協力お願いいたします。